「学区」により受験結果が変わってしまう?
「環境」を整えるには「学区」を選ぶ
子供に、少しでも良い環境で、友人や先生方に恵まれて有意義な中学時代を送ってほしい。
中学受験を希望する親御さんのお気持ちは、ひとえにお子さんにとってよい「環境」を見つけたいということだと思います。
早くから環境を見つけるために、小学校受験をされる方もいらっしゃるでしょう。
でも、小学校受験は親御さんの負担も大きく、小学校の選択肢も少ないのが現状です。
小学校受験を断念し、中学受験を選択されるご家庭も多いのですが、中学受験は小学校受験以上に「環境」が大切になってきます。
では、中学受験に必要な環境とはなんでしょうか?
その答えの一つは、「学区」です。
お子さんがいらっしゃらない、あるいは、乳幼児のうちは、買物などに便利、通勤に便が良いなどの理由で、住居を選ばれることが多いでしょう。
お子さんが小さいうちは、ご家庭で幼稚園あるいは保育園を決めて通わせることができました。
でも、公立小学校は、「学区」により、入学する学校が決まります。
自宅周辺の環境は良くても、学区内に治安のよくない地域や、教育に関心の薄いご家庭が多い地域があると、小学校全体では環境が良くないということも。
授業が成りたたない、いわゆる学級崩壊のような状態になっているところもあります。
「環境」を整えるには、「学区」を選ぶことが大切です。
「学区」で中学受験率はぜんぜん違う
同じ東京都内でも、学区により中学受験率は異なります。
例えば、ある地区では、2月1日の都内の中学受験日には6年生の9割が受験で小学校を休むといわれています。
一方で、ある地区は2割にも満たないところもあります。
これは、どういうことを表しているのでしょうか?
「中学受験をするご家庭が多い地区=教育に関心の高い地区」といえるでしょう。
人間は環境に影響される生き物です。
中学受験では、小学校の授業で習う以上の学習が必要になります。
クラスの大半が中学受験を志しているところでは、子供もおのずとその気になります。
ですが、受験する割合が少ない地域では、周りのお友達に流され、放課後に友達と遊びたがったり、ゲームをしたがったり、なかなか勉強に身が入らないこともあるでしょう。
「学区」により、学習への意欲が変わってきます。
まさに、「学区」で受験結果が変わってくるといえるでしょう。
「マンションは学区で選びなさい」
子供の教育には「学区」選びも大切になります。
お目当ての公立小学校に子供を通わせるために、その学区内に引っ越す世帯を「公立小移民」と呼ぶそうです。
人気の公立小学校では、定員の約2割近くがこのような入学目的の引越し族になるのだそうです。
では、どのように「学区」を選んでいけば、いいのでしょうか?
一口に人気の公立小学校といっても、基準が明確ではなく、今までは口コミに頼ってきました。
そこに、「世帯年収」という指標を与えたのがこの本です⇒新刊発売!マンションは学区で選びなさい
著者の沖有人氏は、不動産コンサルティングをされており、分譲マンション価格サイト「住まいサーフィン」を運営されています。
不動産ビッグデータからわかった「学区と世帯年収」をもとに、人気学区を解説、さらに、マンションの有利さや住宅ローンとお金の話しにも言及しています。
”教育環境がよいほど資産性が高くなるマンション格差の法則”をひもとく一冊(本書カバーより)
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