四谷大塚でクラスアップ対策
四谷大塚は、中学受験の塾のなかでも長い歴史を持つ進学塾です。
四谷大塚の特徴は、教材とテストです。
使用テキストの『予習シリーズ』は、多くの中学受験塾で使用され、事実上の標準(デファクトスタンダード)と言えるでしょう。
また、四谷大塚では、多くの6年生が受ける信頼性の高い『合不合判定テスト』を実施しています。
四谷大塚では、メインテキスト『予習シリーズ』以外にも、『演習問題集』、『サブノート』、『計算と一行問題集』、『応用問題集』など、科目ごとにいくつかの副教材があります。
『予習シリーズ』
『予習シリーズ』は、詳細な解説が特長です。
カラー写真が豊富なので、お子さんにとっては取り組みやすい教材です。
(カリキュラム変更に伴い、2012年より改訂されています)
『四科のまとめ』
6年生の夏以降は、それまでに習った範囲の総復習・理解度チェックに効果的な、『四科のまとめ』を活用します。
特に、社会の『四科のまとめ』は、内容が充実しています。受験直前まで大いに活用できます。
教材を進めるポイントは、お子さんの状況に合わせ、やるべき内容を取捨選択し、優先順位をつけていくことです。
お子さん任せにすると、消化不良になってしまうケースが少なくありません。
保護者の方が、勉強内容を管理し、いつ、どの教材をどのくらいやるのかを判断することが大切になります。
四谷大塚のカリキュラムは、2012年より大幅に変更されました。
<変更内容>5年(上)から6年(上)まで1週間に2単元を組み込む代わり、スパイラル方式をさらに充実して学習する内容を小分けにして、より繰り返し学習できるカリキュラムに変更(YTnet)
つまり
- カリキュラムを前倒しし、5年生の時点で中学受験の内容を一通り終了する
- 6年生で総復習と演習に取り組む
ということです。今までよりも授業進度が速くなったといえます。
また、4年生で一度習った内容は、5年生のカリキュラムでは説明を省略する傾向がみられます。
そのため、小5以降に入塾したお子さんや、基礎の定着が不十分なお子さんは、今まで以上に遅れを取り戻すのが大変です。
四谷大塚のカリキュラムは、基本的に1週間単位で学習が進み、毎週『週テスト』が行われます。
5週に一度の「総合回」では『総合テスト』(4週間分の復習)、
10週に一度の「総合回」では『組分けテスト』(9週間分の復習)を行い、理解度・定着度を確認します。
『週テスト』は、レベル別に、上位からS・C・B・Aの4つのコースにわかれています。
コースは、入塾テストや組分けテストで決まります。
御三家や難関中学を志望しているお子さんは、Cコース以上を目指すことが必須です
通常のYT系のテストと、「合不合判定テスト(予備含む)」は、内容が大きく異なります。
問題の難易度・出題範囲はもちろん、問題量の多さにも大幅な差があります。
合不合で良い結果を出すには、時間配分、問題の取捨選択など、模試で得点するためのテクニックを身につけておくことも大切です。
四谷大塚では、インターネットを使った「予習ナビ・復習ナビ」システムが導入されています。
予習ナビ・復習ナビでは
・週例テストの翌日に、採点済みの答案を返却
・VOD(ビデオ・オン・デマンド)による、映像解説授業
2006年に、東進ハイスクール(ナガセ)の傘下となり、誕生しました。
予習ナビ・復習ナビを上手に活用し、効率的な家庭学習を目指しましょう。
もし、お子さんが期待する結果を出せていない場合は、「四谷大塚に強いプロ家庭教師」に頼る方法もあります。
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