塾の課題が多くて、消化できません。
繰り返しになりますが、進学塾は難関校に合格すべく、カリキュラムがたてられています。
難関校に何人合格したか、入試結果が、次の年の入塾者数に大きく影響するからです。
ですが、中学受験生全体から見たら、難関校の合格者の割合はわずかです。
上位クラスのお子さんは塾任せにしていても大丈夫ですが、平均クラスのお子さんは、思うように結果が出ないかもしれません。
塾に通えば課題も出ますし、夏休みなど長期休みには特別講座があり、その講座の課題も出ると、中途半端にやりかけたものばかり、消化不良になってしまいます。
これが、時間をかけて勉強しているのに、成績が伸びないことの原因であることも多いです。
お子さんにとって教材の進度が速いと感じたら、その旨を塾に申し出て、課題の量を減らしてもらうよう相談すべきです。
きちんとした塾でしたら、課題の優先順位などを検討してくれるでしょう。
あるいは、保護者の判断で、必要に応じて塾の課題を選択してもいいでしょう。
塾にはその旨をお願いしておきましょう。
課題の量を減らしてもらう代わりにきっちり復習するなど、お子さんが消化不良にならないように注意しましょう。
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