過去問利用法
公立の高校受験のように、統一問題で傾向も決まっていれば、模試の精度も高いです。
ですが、中学入試は、学校により問題傾向が違います。
問題傾向により、あう、あわないが顕著。
問題傾向を見るには、過去の入試問題(過去問)を確認するのが一番です。
過去問だけを勉強するのは危険ですが、過去問を見ないことにはお話になりません(^_^;)
一般に、過去問をやり始めるのは秋以降と言われます。
でも、一通り学習カリキュラムが終わった夏休みから始めてもいいと思います。
志望校の過去問を解くことで、どのレベルまで勉強すべきかがはっきりします。
直前になって過去問を見ても、対応が間に合わないこともあります。
ただし、夏休みでは、まだそれほど力がついていないでしょう。
時間を気にせず、一問一問丁寧に解いていきましょう。
最初、問題を見て分からないと思っても、すぐに解答は見ません。
最低10分〜15分程度は考えてみる。
考えても分からなければ、テキストや参考書、教材を使って調べてみる。
いろいろやってみて、それでも出来ない場合は、解答を読みます。
ただ読むのではなく、理解できるまで読み込みます。
読み終わったら、もう一度自分で解きなおしてみる。
それを繰り返します。
これをやるのは、とても時間がかかりますから、まだ余裕がある夏休みに始めるのがいいですね。
秋からは二回目に取り組みましょう。この時は時間をはかってみましょう。
土日など学校が休みの日に、本番と同じ時間帯でテストをしてみてください。
一度解いていますので、初見に比べれば点数が取れるでしょう。
できない問題は、また、丁寧に解説を読んで、解き直しをしましょう。
三回目は、冬休み以降〜直前に。
二回目で、8割以上できるのでしたら、無理に三回目をやる必要はありません。
また、初見で8割以上できた場合、二回目には、ほぼ満点が取れるでしょう(取れるぐらい、しっかり解説を読んで、解き直しをしてください)
その場合は、二回目は、冬休み以降の直前期でもいいかもしれません。
以上は、第一志望校の話です。
中学受験では、複数の学校を受験する方が多いでしょう。
受験する学校全部の過去問を、5〜6年分×3回やるのは大変です。
第一志望校、あるいは偏差値が一番高いところは、5年以上×3回。
第二志望校、第三志望校は、3〜5年分×2〜3回?
お試し校でも、1年分ぐらいは確認したほうがいいですね。
得点率が高ければ、無理に繰り返す必要はありません。
一律に何年分を何回、と決めずに、問題傾向を見て判断すべきです。
ですから、過去問は早めに入手しましょう!
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