ケアレスミスには理由がある
テストを受けた時にはできたつもりでも、結果が芳しくないことがありますね。
答案をよく見てみると、驚くようなケアレスミスをして点数を落としていることが多いです。
ケアレスミス、分かっているのに、間違えた。
お子さんも、
「自分はわかっていた、分かっていたのについうっかり間違えただけ」
といい、親御さんも
「うちの子はうっかりなんだから」
で、終わり、という場合も多いと思います。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
ケアレスミスは単なるミスではないのかもしれません。
よく掘り下げて原因を探ってみると、意外な勘違いがあった、というこうともあります。
あるいは、もともと間違えて覚えていた、ということも。
例えば、理科の電気の問題で、直列と並列を逆に覚えていた、国語や社会で、漢字を間違えて覚えいた、算数で、焦っている時に、九九を間違えやすい段があるとか。
また、算数で自分の字を見間違える場合は、見間違えやすい癖字があるのかもしれません。
お子さんによって、ミスしやすいパターンがあると思いますので、まずはそのパターンを見つけましょう。
そして、勘違いや、知識の誤りがあれば、勉強しなおす、焦った時に計算間違いしやすいパターンがあるのなら、その間違いをしていないか、必ず見直すようにする。
ミスは誰でもする、それを最小限に食い止めるために、ミスを見つけて修正することを考えましょう。
「間違いノート」を作り、ミスをした場合はノートに具体的に理由を書き、次回への対策も書きましょう。
「ケアレスミス」というのは理由にはなりません。
具体的に、例えば、「7と1を間違えた」 「計算式を書き続けていくうちに、÷と+を見間違えた」などです。
自分のミスと向き合っていくうちに、自分がやりやすいミスのパターンに気が付き、修正できるようになっていくでしょう。
中学受験では、皆ができない問題では差がつきません。
皆ができる問題を確実に得点することが大切です。
皆ができる問題を落とせば落ちます。
ケアレスミスを克服することが受験勉強にとって、一番大切なことだと自覚することが必要です。
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