進学塾のメリット・デメリット
中学受験専門の進学塾に通う方法です。中学受験の対策としては、一番多い方法ですね。
一番のメリットは、カリキュラムが整っていることでしょう。
過去の実績から、受験生全体に合いやすいカリキュラムが用意され、それにあわせて進むので、「全部終わらない」ということは絶対ありません。
また、過去の入試問題を分析した、テキストなどの教材が豊富。
受験生の志望やレベルにあわせて、教材を選択して提供してくれるところも多いです。
カリキュラムや教材がしっかりしており、講師の指導もきちんとしているところが多いです。
だから、授業の当たり外れが少ないです。
さらに、皆で一緒に授業を受けているので、仲間意識ができ、モチベーションが上がりやすいです。
模擬試験だけでなく、塾内部の小テストもあるので、理解の有無、自分のレベルが把握しやすいです。
個別指導塾などに比べ、授業料が安いのも、集団塾ならではのメリットでしょう。
反面、カリキュラムがしっかりしていることは、デメリットにもつながります。
一般に受験塾のカリキュラムは、4年生から(3年生の2月から)スタートするところが多いですが、途中から入塾すると、習っていない単元が多くなります。
小学校では習わない内容ですから、別途、自分で学習しなければいけません。
塾で新しいことを習いつつ、自分で習っていないところを学習していくのは、とても大変です。
カリキュラムの最初から入塾していても、小学校の授業とは進む速度が違うので、ついていくのも大変です。
理解できなくても、体調不良で休んでしまっても、講義は先に進みます。
みんなにあわせたカリキュラムですから、自分の志望校向けの対策をしてくれるとは限りません。
皆に必要だと思う内容を進めるので、理解しているところも、してないところも一律に授業があります。
どうしても、授業数が多くなりやすく、自分の自由な時間が少なくなります。
小テストなど、こまめにテストがあり、それで授業を受けるクラスが決まります。
成績の上がり下がりにとらわれて、本質的な受験勉強がなおざりになってしまうケースもあります。
- カリキュラムがあるので、「全部終わらない」ということにならない
- 教材が豊富
- 正社員は、受験知識や指導法の勉強をしている
- 友達と一緒なので、モチベーションがあがる
- テストなどで自分の実力が分かりやすい
- 授業料が安い
- カリキュラムの途中から入りにくい。
- 休んでいても、理解していなくても先に進んでしまう。
- 塾の時間が多く、自分の勉強の時間がとりにくい。
- 塾内のテストなどの成績に振り回されやすい。
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